2014年をおもう No3
生地作りは3点づつを繰り返し、少しずつ気付いたところを削ったり足したりしていつの間にか22点作っていた。
窯も焚いた。私の窯は小さいので、花入寸法だと一回6点しか入らない。横にしたり、前後を変えたり。まるで焼き鳥の串焼きを焼くように焼いていった。
三角の2辺にサンギリを焼き付けた頃、吉川君(若い者)が今まで見たことのない三角花入の写真を持ってきた。よく見ると、正面に向かって左側の下半分はどうもベタゴマを何かで叩き落としてサンギリにしたのではと思う。
その後6~7回目を焼いた頃、広島の友人から電話があり、右足元を三角に削り取ってあるとの話。写真を見るとその通りだ。
つづく。。。